７月７日（水）５校時，３年生の総合的な学習の時間の様子をお知らせします。本校では，毎年３年生の子どもたちが，地域の伝統工芸である河合ほうきを作っています。今年も，河合ほうきを作るための材料となるホウキモロコシの種をまくことになりました。「種継ぎ人の会」の方々を講師にお招きし，種のまき方，土のかぶせ方，肥料のまき方等をご指導いただきました。子どもたちは，指導されたことをもとに，種を蒔き，土をかぶせ，そして，大きく立派に育てと思いながら肥料をまいていました。種をまいてから，１０日から２週間で間引きや草引きを行った方がよいというお話をいただきました。このお話を受けて，７月１９日（月）に間引きを行う予定でいます。
　さらに，９月４日（土）のＰＴＡ奉仕作業終了後に，ホウキモロコシの刈り取り，脱穀，煮沸，乾燥という作業を行う予定です。
　地域の伝統工芸づくりを体験できることは，子どもたちにとって幸せなことです。この体験活動を通して，郷土を愛する心を育んでいきたいと考えています。

　７月１日（木）２校時に，４年生を対象にスクールカウンセラーの先生による授業プログラムが行われました。「楽しくコミュニケーションをとろう」というテーマでの授業でした。ウォーミングアップとして，「船長さんの命令を聞く」というジェスチャーのゲームを行いました。スクールカウンセラーの先生が「船長さんの命令です。右手を上げます。」と言ったら，子どもたちはそのとおりの動きをします。「園長さんの命令です。左手を上げます。」と言ったら，動いてはいけないのに，つい動いてしまうといった様子が見られました。これは，人の話をよく聞いていることが大切であるということを教えてくれるものでした。
　次には，「お絵かきしりとり」をグループごとに行いました。画用紙に絵を描き，しりとりをしてつないでいくものでした。スタートは，幸久小の「く」から始まりました。子どもたちは，伝わりやすい絵を描いていました。いろいろとアイデアを考えて，絵で言葉をつないでいました。２班とも，しりとりが途切れずに最後までつなげることができていました。子どもたちのお絵かきしりとりを皆さんは解読することができるでしょうかね？「ば」は「は」に，「ぴ」は「ひ」に置き換えることができます。

　６月２３日（水）中休みに，花壇で育てている花の芽を摘んでいると，３年生の子どもたちが数名お手伝いに来てくれました。子どもたちは，咲いているマリーゴールドの花摘みを自主的に行ってくれました。摘んだ花を集めて，花束まで作っていました。子どもたちのこのような優しい思いやりのある姿に感動ですね。
　また，「学級で育てていたアゲハチョウが大きくなりました。」と，見せに来てくれた３年生の子どもたちがいました。アゲハチョウに花の蜜をあげている姿も見られました。子どもたちの姿からは，生き物を大切に優しく扱う様子が見受けられ，心が温まる思いでした。