１２月１０日（金）に行われた４年生の社会科校外学習の様子についてお知らせします。子どもたちは，最初に久慈川にある辰ノ口堰を見学しました。そして，子どもたちは，辰ノ口堰が，江戸時代に永田茂衛門親子によって計画書の作成から開設工事，堰の管理まで行われたということを学習してきました。社会科の授業で学習したことを，実際に見学したり，説明を聞いたりすることで，理解を深めることができました。後半は，常陸太田の道の駅でお買い物体験をしました。本来は，３年生の時に行う予定でしたが，コロナ禍にあってできなかったため，今回の校外学習で行うことになりました。子どもたちは，いろいろな商品を見ながら，５００円での買い物を楽しんでいたそうです。

　昨日の１１月２４日(水)５，６校時に実施しました３学年の総合的な学習の時間の様子をお伝えします。子どもたちは，地域の伝統工芸である「河合ほうき」づくりに挑戦しました。地域で河合ほうき作りに取り組んでいらっしゃる方々から丁寧なご指導を受けながら，一つ一つの作業に一生懸命に取り組んでいました。最初の段階では，８本のホウキモロコシを針金で一束にまとめて，３束作り上げました。第２段階では，３つの束を針金で一束にまとめました。木槌で叩いて，茎の部分を柔らかくしたり，形を整えたりする作業も行いました。最後の段階では，講師の方々に，穂先や持ち手の部分の長さをそろえていただいたり，ひもを編んでいただいたりしました。講師の方に教えていただきながら，自分でひもを編んでいた子どももいました。作業が終了した子どもたちは，完成した自分のホウキを使って，自主的に掃き掃除を行っていました。すばらしい活動でしたね。また，学習したことをワークシートに記入して，記録に残す姿も見られました。
　最後には，お世話になった講師の先生方と一緒に記念撮影をしました。今回の体験は，子どもたちにとって郷土の伝統工芸に触れる貴重な体験となったことでしょう。将来，河合ほうき作りに携わる人が出てくるといいですね。講師の先生方，ご協力及びご指導ありがとうございました。

　１１月２４日(水)の朝の時間帯に，３年生の子どもたちが，河合ほうき作りのための準備を行いました。教室に保管しておいたホウキモロコシの穂の部分を水に浸す作業を行いました。たらいに水を入れた後，ホウキモロコシを丁寧にそろえてたらいの水の中に入れました。給食前には，ブルーシートの上にひろげて，乾かす作業を行いました。これで，河合ほうき作りのための準備が完成しました。午後の５，６校時に，河合ほうき作りを行いました。その様子については，明日お知らせいたします。お楽しみに！